月刊

精神科治療学 第14巻05号

1999年05月

• 特集にあたって
  鈴木國文

• 分裂病初期段階における中心化（‐局在化）体験
  加藤敏

• 初期から極期への移行を観察しえた初期分裂病の１例‐顕在発症予見の観点から‐
  関由賀子　中安信夫

• 精神分裂病の前駆期と発症‐欲望と他者という問題系‐
  鈴木國文

• 強い不安を主症状とする分裂病‐分裂病・構造化不全群（仮称）をめぐって‐
  広沢正孝

• 分裂病症状が目立たないまま発症する外来の分裂病
  南淳三

• 遅発分裂病‐病像の多様性‐
  古茶大樹

• 学童期発症の精神分裂病
  広沢郁子

• 大原健士郎

• 芍薬甘草湯の投与後に改善が認められた薬物誘発性体幹ジストニアの３例
  杉山直也　木村裕明

• von Recklinghausen病とてんかんを合併し，門脈大循環短絡血行路による高アンモニア血症を呈した一症例
  下清水博明　鳥飼秀明　西田修　他

• Ethyl loflazepate中止にともないてんかん重積状態をきたした症候性局在関連性てんかんの１例
  北原明彦　木村慶子　鷲塚輝久　他

• 電子メール相談
  河村代志也

• タンドスピロンによるパニック障害の新しい治療
  大曽根彰

〔ケースカンファランス〕

• 分裂病を「かわし損なった」男性例
  田中聡　西岡和郎　鈴木國文

〔図説EEG〕

• てんかんを合併するparoxysmal kinesigenic choreoathetosisの１家系
  松浦雅人

• 三環系抗うつ薬の副作用・相互作用‐最近の報告‐
  小瀧一　福田直子　伊賀立二

• 発話流暢性課題中の精神分裂病患者における前頭葉賦活の減衰
  大久保起延，大久保博美，小島卓也