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月刊

精神科治療学 第17巻08号

2002年08月


【特集】 「うつ」は変わったか―評価と分類― (I)
  • 特集にあたって
    鈴木國文

  • うつ病の概念を考える:笠原-木村分類(1975)と今日のうつ病臨床
    笠原嘉

  • うつ病の概念を考える:「神経症性うつ病」という概念の行方
    松浪克文

  • うつ病の概念を考える:大うつ病の概念
    木村真人 葉田道雄 森隆夫 他

  • うつ病の概念を考える:大うつ病(DSM-(IV))概念の「功」
    佐野信也 野村総一郎

  • うつ病の概念を考える:大うつ病(DSM-(IV))概念の「罪」
    中安信夫

  • うつ病の概念を考える:うつ病理解にいま精神分析が貢献できること
    藤山直樹

  • 臨床実践の視点から:薬の選択と初期評価
    田中克俊 上島国利
【研究報告】
  • Paroxetineと非定型抗精神病薬の併用投与による体重増加
    福井裕輝 諏訪太朗 山村茂樹 他

  • 炭酸リチウムとバルプロ酸ナトリウムの併用により発熱を認めた双極性障害の一例
    山本賢司 安藤英祐 伊賀富栄 他

  • 自閉症にみられる自傷の成因と治療をめぐって
    小林隆児 竹之下由香 船場久仁美 他
【臨床経験】

  • 心理教育的アプローチにより運転中断に成功したアルツハイマー型痴呆患者の一例
    上村直人 北村ゆり 真田順子 他

  • 箱庭療法と学校からの招待状を契機として不登校が改善したアスペルガー症候群の一例 
    向井泰二郎 金水和子 人見一彦
【連載】

〔私の治療法―対人恐怖―(3)〕

  • 一般外来における対人恐怖の治療―対人恐怖と社会恐怖の異同も含めて―
    傳田健三

〔心に残る症例〕(新連載)

  • 作話と妄想の狭間―コルサコフ症候群と関連して―
    高塩 洋

〔ケースカンファランス by Editors ―第7回―〕

  • 幻想的な幻覚と自傷行為を認め,境界性人格障害と診断されていた一女性例(後編)
    田吉伸哉 中村曜子 関由賀子 他
〔原点に帰って原典を読む―症例を中心に―(6)〕
  • パラノイアの原点と原典(その2)
    ―症例 E.ヴァークナー(1874-1938)―
    池村義明
〔精神科医のためのくすりの時間〕

  • 抗精神病薬の副作用・相互作用(6)―最近の報告― 
    小瀧一 福田直子 伊賀立二

〔海外文献ジャーナルクラブ〕

  • 《精神分裂病》 遺伝改変による精神分裂病のモデル動物
    稲田健 丸田修史 鈴木映二 他
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