月刊

精神科治療学 第20巻01号

2005年01月

• 特集にあたって
  仙波純一

• 統合失調症の神経発達障害仮説と神経変性仮説
  車地暁生

• 統合失調症の早期発見・発症予防の可能性
  原田誠一　岡崎祐士　西田淳志　他

• 統合失調症の薬物治療の展望―薬理遺伝学の応用可能性―
  近藤毅　佐久本昇

• 統合失調症の認知障害とは何か
  中込和幸

• 非定型抗精神病薬の出現による薬物療法の変化
  勝久寿　中山和彦

• 抗精神病薬の単剤投与はどうして困難か？
  河合伸念

• 抗精神病薬による統合失調症の認知障害への対策
  久住一郎　小山司

• 抗精神病薬による統合失調症の再発予防戦略
  田吉伸哉　大森哲郎

• さまざまな技法による集団療法の臨床的特性とその意義について
  高橋結子　岩満優美　安居みや子　他

• 境界性人格障害に対する弁証法的行動療法の治療効果に関するメタ分析
  坂野雄二　金井嘉宏　大澤香織　他

• うつ病における腰が重いという訴えと自殺企図―腰の症状をどのように診るか―
  吉田勝也　加藤敏

• 国立国際医療センターにおけるコンサルテーション・リエゾン活動の実態 　―入院期間や依頼内容を中心に―
  三澤仁　加藤温　笠原敏彦

〔ケースカンファランス〕

• 自己愛パーソナリティ女性との精神療法過程―治療者が自由でいること―
  鈴木慶子　守屋直樹　皆川邦直

〔精神科医のためのくすりの時間〕

• 抗精神病薬の副作用・相互作用（１２）―最近の報告―
  小瀧一　福田直子