月刊

精神科治療学 第20巻06号

2005年06月

• 社会の枠から外れた統合失調症慢性期の患者への対応 　
  広沢正孝

• 統合失調症慢性期における生活習慣病とその対応 　
  濵元泰子，河瀬雅紀，國澤正寛　他

• 身体合併症のために総合病院一般病棟に入院した統合失調症慢性期の患者の特徴と対応 　
  山崎友子

• 統合失調症慢性期女性患者の家族の問題とその対応 　
  下山千景

• 統合失調症慢性期の患者への地域ケア―具体的課題と対応― 　
  中川正俊

• 我が国の精神障害者施策のあり方―病院から地域へ向かっているか― 　
  川副泰成

• 統合失調症はどこまで治るか―外来治療で経過した長期経過症例― 　
  村上靖彦

• 統合失調症慢性期患者の内的世界 　
  永田俊彦

• 引き出し―精神科街医者の外来から― 　
  生村吾郎

• 〔臨床経験〕患者と家族に対する心理教育への継続参加が再入院防止に役立っている外来慢性期統合失調症の一症例 　
  渡部和成

• 〔臨床経験〕外来通院中の慢性統合失調症者の養生―関わりを取り入れることについて― 　
  飯田由美

• 一般成人・青年における解離性体験―日本語版解離性体験尺度（J-DES）による定量評価― 　
  足立卓也　足立直人　赤沼のぞみ　他

• Clonazepamの併用が有効であった統合失調症圏の３症例 　
  林敬子　矢野哲生　石橋健一　他

• 無けいれん性電気療法（mECT）により改善をみたステロイド精神病の一例 　
  久保田学　石川慎一　久野太三　他

• ドリエル（diphenhydramine hydrochloride）服用後の意識変容 　
  宮地伸吾　宮岡等

• 「Paroxetine単剤投与が有効であったナルコレプシーの１例」（三津谷秀芳，元村英史，中川雅紀ほか：精神科治療学，１９（１１）；１３５５-１３５７，２００４）について 　
  吉田祥　兼子義彦　神林崇

• 統合失調症における感情の構造―基礎感情の上に構築されたユニークな概念― 　
  Wielant Machleidt（翻訳：渡邉直樹，監訳：加藤　敏）

〔オピニオン〕

• アスペルガー症候群―思春期以降の課題―精神科治療学第１９巻９，１０号の特集から学んで― 　
  河本純子

〔精神科医のためのくすりの時間〕

• 抗精神病薬の副作用・相互作用（１３）―最近の報告― 　
  小瀧一　福田直子