月刊
精神科治療学 第22巻02号
2007年02月
《今月の特集:今日の仕事・職場への精神科医の関わりII》
前号に続き,仕事・職場と精神科医との 関わりについて特集。長期休務者・ 反復欠勤者・事故頻発者への対応, パワ・ハラ,睡眠障害・アルコール・ 発達障害が就労に与える影響と対応 等を取り上げた。日ごろ多くの勤労 者を診療している精神科医の臨床に 示唆や指針を与える特集。
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【特集】 今日の仕事・職場への精神科医の関わりII
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- 現代の仕事・社会の問題はどのように精神障害に影響を与えているか
加藤 敏
- 職場・職種に関係する精神医学的問題―飲食サービス業―
加茂登志子
- 就労の問題は,勤労者の家族のメンタルヘルスにどのように関係するか―システム論における理解と介入―
渡辺俊之
- 長期休務者―その病態と対応―
西岡和郎,尾崎紀夫
- 反復欠勤者―その病態と対応―
広瀬徹也
- 職場における事故頻発者と精神疾患
兼本浩祐,前川和範,大島智弘 他
- 職場のいわゆるパワー・ハラスメント―その問題点と対応策―
宇田川雅彦,林 直樹
- 睡眠障害の仕事・職場への影響と対応
中島 亨
- 広汎性発達障害,注意欠陥/多動性障害などの仕事・職場への影響とその対応
大賀健太郎,丹 玉絵
- アルコール問題の仕事・職場への影響とその対応
山本 恵,齋藤利和
- 高次脳機能障害の仕事・職場への影響とその対応
先崎 章
- 現在の産業精神科医療に欠けているもの―「ストレス」と「うつ病」の医療を越えて―
鈴木國文
- 躁うつ病様の経過が20年間続いた後に遅発緊張病ないしレビー小体型認知症が疑われた1例―特にdonepezilの有効性について―
吉田幸宏,阿部浩史,吉澤希久子 他
- 医療・保健・福祉連携による虐待防止と家族支援の試み
中山 浩,伊藤真人,中川正俊 他
〔体験を聴き,症候を読む〕第11回
第Ⅱ部 症候を読み解く:精神症候から病態心理へ―精神症候学の方法についての覚書―
- 第4章 対象化の障害という視点(その2)―症候は時には穿って診るものである―
中安信夫
〔向精神薬―リスク&ベネフィット―〕
- ≪比較対照試験≫Baclofenによるアルコール離脱症候群治療―Diazepamとの比較研究―
岸 泰宏
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