月刊
精神科治療学 第22巻04号
2007年04月
《今月の特集:いま「解離の臨床」を考える II》
前号に引き続き「解離」について特集。うつ病やアスペルガー障害など,時に解離症状がみられる疾患への対応や,解離の評価尺度について取り上げた。またフロイト,ジャネ,パトナムがそれぞれ提唱した解離(転換)論の理論的背景を探る。
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- うつ病における解離
阿部隆明
- 解離と性同一性障害
古橋忠晃
- アスペルガー障害と解離
野邑健二
- てんかんと解離
深尾憲二朗
- 外傷性記憶と解離
金 吉晴,栗山健一
- 解離性の尺度化と質問票による把握
田辺 肇
- なぜフロイトは解離ではなく転換を選んだか
渡邉俊之
- ジャネと解離
江口重幸
- 解離性同一性障害の解離性障害における位置づけ―解離現象の連続体モデルと類型学的モデル―
岩井圭司,小田麻実
- 境界性人格障害患者に対する精神療法の2例―漠然とした認知・コミュニケーション様式の改善に注目して―
小羽俊士,濱田馨史,上村 綾
- 急速に感染症が重症化し,救命救急センターとの連携により救命した神経性無食欲症の2症例
三宅典恵,高畑紳一,斎藤 浩 他
- 社会不安障害に対する有効な治療法の展望―脳画像研究の観点から―
岡島 義,金井嘉宏,金澤潤一郎 他
- 触法精神障害者の処遇―英国の制度から学ぶ―
吉川和男
〔精神科治療:私の小工夫〕
- 高齢者との会話を発展させ理解を深める試み―高齢者デイケアにおける「質問表」と「ミニ自分史」の作成―
河本純子
〔体験を聴き,症候を読む〕第13回
第II部 症候を読み解く:精神症候から病態心理へ―精神症候学の方法についての覚書―
- 第6章 逆ジャクソニズムという考え方(その1)―症候は騙されて作られる―
中安信夫
〔向精神薬―リスク&ベネフィット―〕
- ≪比較対照試験≫Donepezil hydrochloride(アリセプト(R))の大腿骨頭置換術後せん妄の発症予防効果:無作為抽出二重盲検プラセボ比較研究
岸 泰宏
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