月刊
精神科治療学 第24巻04号
2009年04月
《今月の特集:入院の診立て・判断 II》
患者をどの段階で入院させるのか、あるいは入院を断った方がよいのか、判断に迷うことは少なくない。 本特集では、臨床場面でよく遭遇する入院問題について、法的側面や、 患者動向の変化をふまえ、入院の適応病態、非適応病態、入院が害となる場合など判断となる共通点を探る。入院の促し方、説得の工夫など、病院施設別、疾患別に、第一線で活躍している医師が執筆。
※精神科治療学は最寄りの書店様にご注文いただくか、弊社営業部(TEL 03-3329-0031)までお問い合わせください。
【特集】 入院の診立て・判断 II
|
|
- 統合失調症急性期の入院の塩梅
小林聡幸
- 入院の診立て・判断―統合失調症慢性期の場合―
岩脇 淳
- 入院の診立て・判断―妄想性障害―
古茶大樹
- 入院の診立て・判断―うつ病急性期の場合―
鈴木二郎
- 入院の診立て・判断―うつ病慢性期の場合―
鈴木枝里子,坂元 薫
- 入院の診立て・判断―躁病の場合―
寺尾 岳
- 入院の診立て・判断―パニック障害の場合―
貝谷久宣,吉田栄治,土田英人,他
- 入院の診立て・判断―不安性障害慢性期の場合―
越野好文
- 解離・転換性障害の入院
兼本浩祐
- 入院の診立て・判断―強迫性障害の場合―
川上正憲,中村 敬
- 入院の診立て・判断―神経性食思不振症・制限型の場合―
切池信夫
- 入院の診立て・判断―摂食障害・排出型の場合―
浜垣誠司
- 入院の診立て・判断―境界性人格障害の場合―
柴山雅俊
- 入院の診立て・判断―アスペルガー障害の場合―
阿部隆明
- 認知症で入院となるケース
鬼頭 恆,村田志保,天野直二
- アルコール依存における入院
西村伊三男,福居顯二
- 4つのジュースからどれを選ぶ?―アスペルガー症候群の学齢児に集団で「合意する」ことを教えるプログラム開発―
日戸由刈,萬木はるか,武部正明,他
- 境界性パーソナリティ障害に対する精神療法とコミュニケーション上の逸脱の改善
小羽俊士,三嶋明子,堀江姿帆,他
- 身体拘束中に肺血栓塞栓症を発症し,D ダイマー測定により早期に診断がついた統合失調症の一例
阿部正人,水俣健一,高橋 淳,他
- 自殺企図したうつ病患者が olanzapine を服用した2日後に改善した一例
善本正樹,穂積 慧
年間購読について
年間購読のお申込はショッピングカートではできません。カート内の会計を済ませた上、ご注文下さい。