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月刊

精神科治療学 第24巻08号

2009年08月

《今月の特集:早期の症候と経過―病態の理解のために―》
精神疾患の早期介入に関心が高まっている。本特集では各疾患の概 念の精緻化あるいは病態の理解のためにも早期研究が重要と捉え,特に統合失調症,認知症,解離性障害,摂食障害,アルコール依存,境界性パーソナリティ障害,広汎性発達障害,ADHDの早期に注目し,各疾患の早期研究の成果と展望をまとめた。


【特集】 早期の症候と経過―病態の理解のために―
  • 特集にあたって
    本田秀夫
  • 精神症候から病態心理を読み解く―統合失調症の「状況意味失認─内因反応仮説」の原点としての〈背景知覚の偽統合化〉論―
    中安信夫
  • アルツハイマー病の前駆状態―早期症候からどのように病態を理解するか―
    武田雅俊
  • 精神病発症期前後の脳構造・機能変化と臨床病期の補助診断法の可能性
    小池進介,笠井清登
  • 統合失調症の前駆状態の精神病理―一級症状の形成機構―
    前田貴記,古茶大樹,鹿島晴雄
  • 認知症におけるうつ症状の意義
    朝田 隆
  • 解離性障害の症状形成機構
    柴山雅俊
  • 摂食障害における早期の症候と経過
    切池信夫
  • 境界性パーソナリティ障害の形成メカニズム―発達の視点と環境の関与―
    田中 聡
  • プレアルコホリズムの臨床研究における意義
    森川すいめい,久富暢子,真栄里 仁,他
  • 自閉症スペクトラム障害の3歳まで,3歳から
    清水康夫
  • 早期の症候と経過から注意欠如/多動性障害(ADHD)の臨床的意義を考える
    本田秀夫
  • 〔座談会〕精神疾患の病態研究における早期の症候と経過の意義
    中安信夫,武田雅俊,清水康夫,本田秀夫(司会)
【研究報告】
  • 統合失調症の経過中にspike─wave stuporを合併した3例
    高橋 晶,伊藤ますみ,岡崎光俊,他
【臨床経験】
  • 高用量のzotepineによりてんかん性脳波異常が誘発され,それと同期して逸脱行動が出現した一例
    松﨑大和,山田佳幸,長治裕子,他
【カレント・トピックス】
  • 診療報酬改定と精神科医療への影響―外来医療費を中心に―
    窪田 彰
【連載】

〔知っておきたい症状用語〕(新連載)
  • 実体的意識性
    仙波純一
  • イマジナリー・コンパニオン
    澤 たか子
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