マインドフルネスそしてACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)へ
二十一世紀の自分探しプロジェクト
2600年前の気づき(マインドフルネス)は、認知行動療法の最前線に何をもたらしたのでしょうか。柔軟な生き方を実現するための方法論として注目されている「ACT(アクト)=アクセプタンス&コミットメント・セラピー」という認知行動療法の最前線と、マインドフルネスという2600年も前にブッダが提唱した心の持ち方を縦横無尽に結びつけながら、あなたの「自分探し」のお供をします。 今、ここで生きる自分に気づき、そこから行動を起こしていくためのヒントが詰まっています。
熊野宏昭 著
定価 1,760 円(本体1,600円 + 税) 四六判 並製 164頁
ISBN978-4-7911-0787-2〔2011〕
Contents
第一章 一人になったキクちゃん
対象喪失と悲哀の仕事/発達障がいにも応用される教育法/他者の心の動きを読む能力 ほか
第二章 言葉が自分を作り上げる
「現実」を作り上げる言葉の力/それはチンパンジーにもできない/われわれには自由意志はない!? ほか
第三章 自分探しとマインドフルネス
マインドフルネスの隆盛/カウンセリングの大きな流れ/マインドフルネスを一言でいうと ほか
第四章 言葉の世界全体から距離を取る
「マインドレス」な心と思考の働き/思考がなくても五感は働く/「心」は行動の原因ではない ほか
関連書
ACTをまなぶ
ジェイソン・B・ルオマ、スティーブン・C・ヘイズ、ロビン・D・ウォルサー 著
熊野宏昭、高橋史、武藤崇 監訳
ACTを実践する
パトリシア・A・バッハ、 ダニエル・J・モラン 著
武藤崇、 吉岡昌子、 石川健介、 熊野宏昭 監訳