あなたが気になる症状にはどんなものがありますか?
みおぼえがる症状はありますか?
●「心理的原因で起こることの多い症状」
本態性高血圧(特別な原因は見つからないけれど、血圧がいつも高い状態)
・動悸・圧迫感・胸が息苦しい・ぜんそく・胸がつかえる
息が詰まる・涙が出る・光がまぶしい・口が乾く・胃の調子が悪い・
腸が悪い(ガスが溜まる)・下痢・便秘・食欲がない・飲み下し困難・
吐き気がする・のどが締め付けられる・つばを飲み込むのが気になる・
いつも眠い・胃潰瘍・のぼせる・頭が重い・偏頭痛・冷え性・慢性疲労
(だるい)・顔色が黒ずんで悪い・夜尿・頻尿・インポテンツ
(性欲が湧かない)・不感症・手の震え・チック・肩こり・しびれ・ふらつき
(めまい)・神経性皮膚炎・円形脱毛症・多汗症・じんましん・耳鳴り・
乗りもの酔い・音がうるさく響く・耳の聞こえが悪い・失声(声が出なくなる)
・どもる・生理痛・無月経・生理不順・慢性の風邪・まぶたがピクピクする・
常に微熱。
これらの症状はいずれも、自律神経失調症のみられる身体的症状と
言われています。
表情恐怖とは、人の表情が気になって仕方がないことをいいます。
心の中で相手の評価が大きなウェイトを占めている人に、しばしば
現れる症状です。
●「神経症的症状」
不安(漠然とした不安)・特定のことについての不安をいだく
対人緊張(人前に出られない・人の視線が気になる・人の輪に入っていけない)
あがり・赤面・体臭恐怖・表情恐怖・無気力(やる気が起きない)・不眠
(入眠困難・早朝の目覚め)・落ち込み・不登校(出社できない)・こだわり
・確認癖(ドア・ガス・電灯スイッチ)・自分の視界に必要ないものが入って困る・過食(食べていないと落ち着かない)・拒食(口に指を入れて吐く)・
怒りっぽい・集中力がない・記憶力の低下・イライラ・死にたい気持ちになる。
*以前はBPDは神経症と精神病の堺と言われていました。
*自律神経失調症と神経症は合併します。
何かの原因で、身体的な症状を中心に現れたときは、「自律神経失調症」
精神的な面で強く出る場合は、「神経症」と呼ばれると理解してください。
どちらも心理的な原因、つまり「心が引き起こす病気」です。
薬物療法も有効ですが、心理療法でも改善することができます。
病気の原因や治療のプロセス
1、こうした症状が現れるのはなぜか
2、潜在意識という心の深いところに、いちばんの原因がある
3、原因となった潜在意識の状態を変えることで、症状が消える
4、いくつもの心理療法をミックスして、最も効率的な方法を採用しながら
心理療法を受けると効果的
5、潜在意識の状態が変わると、心の在り方が自然と違ってくる
6、ストレスをためていた心に変容が起き、結果として完治する
心理療法は自己成長を促し、それによって病気が治るのを援助してゆくのが
心理療法です。
次回はあなたの心の辛さが体にでてくる
どこからが「病気」なのか?をお伝えします。