ポジティブ心理学,ACT,マインドフルネス
しあわせな人生のための7つの基本
人は誰でも「幸せな人生を送りたい」と思っているにちがいないが、「幸せな人生」とはどのような人生だろうか。「満足度の高い人生を送ること」をめざすポジティブ心理学と「(多少の苦労はあっても)有意義な人生を送ること」をめざすアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)は、それぞれに独立して発展してきた。本書は、ポジティブ心理学とACTの専門家による最先端の研究結果を集めた論文集。セルフ・コンパッションについての項目も必見! 個人にとっては幸せな人生を送るための指針となり、治療者・支援者にとってはクライエントを幸せな人生に導くための臨床的に役立つヒントが満載の一冊である。
トッド・B・カシュダン,
ジョセフ・チャロッキ 編
小原圭司 監訳
小原圭司、
川口彰子、
伊井俊貴、
中神由香子、
岩谷 潤、
木山信明、
須賀楓介 訳
定価 4,730 円(本体4,300円 + 税) A5判 並製 432頁
ISBN978-4-7911-1009-4〔2019〕
Contents
第1章 持続的幸福の基盤
第2章 マインドフルネスは気づきを拡張し,注意と感情の相互作用から意味を形成する
第3章 愛と人間としての条件
第4章 セルフ・コンパッションとACT
第5章 視点取得
第6章 コミットされた行為
第7章 ポジティブな介入:過去,現在,未来
第8章 人々をよりポジティブで理性的にすること:ポジティブ心理学的介入のマイナス面
第9章 マイクロカルチャー:文脈的ポジティブ心理学による介入
第10章 罪悪感を受容し恥を捨て去る:ハイリスクで様々なニーズをもつ個人の道徳感情に働きかけるためのポジティブ心理学的アプローチ
第11章 価値に沿い目的に導かれた行為を増やすために意味の科学を用いること
第12章 天分を育てる:心理学の根本的目的に対処するために関係フレーム理論を用いる
第13章 本物の会話
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