身体を苦しめるいろんな症状が、実は心理的な原因でおきていると
思えない人が多いかもしれません。
何故なら、心はとらえどころがないからです。
心だけでそれだけ身体に大きな影響を与えているとなかなか認めることが
できず、大きな病気が隠れているのではないか?と不安になってしまい
余計に身体に影響を与えてしまうという悪循環が繰り返されます。
身体ではなく、心からくるものであれば、心のアプローチを
導入するならば症状が改善されてゆきます。
心のアプローチというのは心理療法を指します。
(心理療法は)
●カウンセリングで悩みや苦しみをとことん吐き出し
混乱している思いをカウンセラーと一緒に整理してゆきます。
●ストレッチや呼吸を整えて体の緊張を少しずつ取り除いてゆきます。
●心身のバランスを取り戻すためのトレーニングを習得してゆきます。
(感情調節困難な方々BPD・発達障害その他)の方に役立つ心理療法)
●弁証法的行動療法 (感情のコントロールがうまくいかない、
対人関係の悩みや困難を感じている、衝動的な行動を
コントロールできないなどの問題を抱えている人が、
問題に対処するスキルを身につけることで、
より安定した自分を目指すことができます)
●メンタライゼーション(自分や他者の精神状態に注意を向け、その精神状態
についての認識を心にとどめ、考えたり吟味したり
感じたりするこれをメンタライズしているという)
●森田療法 (不安を抱えながらも生活の中で必要ななすべき
ことから行動し建設的に生きることを教え、
実践させる治療法。あるがままという心を育てる
ことによって不安障害を乗り越えていくことを主眼
とします。生き方の再教育です)
●力動的心理療法 (自分自身を深く理解して、自分なりの生き方を
見つける作業)
こうした心の状態を変えることで、心理的原因で起きていた身体症状も
やわらいだり、消すことができます。
感情調節困難でお困りの方々には薬を処方されるだけでは
症状を改善することは難しいので医療と心理療法を併用することを
お勧めいたします!