子どもの強迫性障害 診断・治療ガイドライン(2012)(品切れ・オンデマンド販売)
強迫性障害は幼児期から思春期に至る子どもによく見られる精神疾患である。親を巻き込んで重症化するケースや不登校・ひきこもりに展開するケース、また発達障害との関連が深いものも多いことから、その診断と治療には高い専門性が求められ、基準となる臨床指針が長らく求められてきた。本書はその要請に応えるべく、各専門領域の第一人者が結集した研究班6年間の成果であり、本邦初の包括的ガイドラインである。
齊藤万比古、
金生由紀子 編
定価 3,960 円(本体3,600円 + 税) A5判 並製 300頁
ISBN978-4-7911-0823-7〔2012〕
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Contents
第1部 子どものOCDとは何か
子どものOCD の概要/OCD についての生物学的知見/子どものOCD の疫学
第2部 評価と診断
子どものOCD の診断の進め方/各年代から見たOCD の特徴/診断基準・診断概念/評価スケール/諸検査/関連の深い諸疾患-併存障害および鑑別診断の観点から-/その他の注目すべき問題
第3部 治療と支援
子どものOCD の治療の進め方/薬物療法/認知行動療法/力動精神療法(個人療法および集団療法)/家族支援/家族療法/入院治療/他機関との協働
第4部 予後
子どものOCDの予後/成人精神医療から見た早発OCDの特徴
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